平成3年(1991) 5月14〜16日 映画「橋のない川」の撮影で使用。
デフ無しの姿で、赤帯を着けた旧型客車2両を牽引した。
平成4年(1992) 3月21日 小倉工場でダークグリーン、金帯を巻いた
煙突仕様の塗装に変わる。

「国産機とはいえ近代機とは異なり、まだ全体のスタイルが
英国・独の名残を残すハチロクに、かの地のような
綺麗な塗色で装ってはどうか
」という鉄道ファンの
意見で導入。8年間使われた。
3月29日 人吉ハートフル・Shimotori号として、
12系「シュプール大山号」客車を牽引運転。
平成5年(1993) 8月28.29日 復活5周年記念。

ダイヤモンドスタック煙突・カウキャッチャー(牛避け)を付け、
日米両国旗を掲げて運転する。
平成6年(1994) 8月16日 12時55分頃、立野のスイッチバック付近で山火事が発生。

たまたま通過したハチロクに疑いがかけられたが
現場検証では、煙草の燃えかす・石炭の燃えかすは見つからず、
原因不明。

しかしながら、JR側は「要調査」ということで、
19日から10月10日までディーゼル機関車牽引に変更。
その後58654に、回転式火の粉止め設置−煙突カバーの取り付け、
床下改造、客車窓の固定化を行うため、運休となり、
試運転を経て11月19日に運転再開となる。

しかしながら・・特徴だった化粧煙突が隠れてしまった・・。
平成8年(1996) 4月13日 SL二百十日号

96・くまもと漱石博の一環で運転。
上熊本発で運転され、夏目漱石を描いたヘッドマークが掲げられた。
平成9年(1997) 3月4.5日 門司港イベントに先駆け、単機訓練運転
3月9日 SLレトロ号

門司港レトロ2周年記念・門司港駅祭りの一環で、
門司港〜門司を2往復運転。
イベント後に熊本に回送。
8月31日 SL雄大自然熊本号

9/1の熊本デスティネーションキャンペーンの一環で、博多−熊本を運転。
(下り片道)
博多駅でヘッドマーク贈呈式と出発式が行われ、途中の荒尾で
消防車による給水があった。


平成10年以降の活躍に続きます

(参考資料)
鉄道ファン2005年10月号 交友社
ありがとうSLあそBOY JR九州
蒸気機関車全史 1 学研


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